打球角度によって変わる打球速度の重要度

フライボール革命という言葉が普及するにつれそれに対するいろいろな持論が展開されていますが、多くあるものとしてパワーのない打者に焦点を当てたものがあります。

では前提として打球速度の重要性が打球角度によって変わる様を確認しておきましょう。

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wOBAを目的変数、打球角度を制御変数として打球速度の係数を算出したものです。

周知の通り、ゴロやポップフライは打球速度にほぼ影響を受けません。 打球角度28°前後のフライ打球は打球速度の影響を濃く受けます。

この打球角度による打球速度の重要性という視点がフライボール革命の核です。

この大前提を理解、把握した上でSweet Spot内かつ打球速度に影響を受けづらい打球角度17°前後を目指す鍛錬は合理性はあるように感じますが、 打球速度が重要となる打球角度も隣接している以上、打球速度を向上させられればその許容範囲が広がるということですので打球速度革命から簡単には逃れるべきではないと考えています。

ちなみに同じ打球速度でもその分布が上図に沿うような分布の方が打球価値としては正しくなります。

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自身の打球速度の出力分布を重ねた例がこちらです。 Y.ディアスよりギャロの方が打球価値としては正しい分布をしています。 ただ、上記の分布にはバット軌道は密接に関わりますし、それは非打球にも影響を及ぼすので一概には言えないという難しさを秘めています。 各選手の才能を見抜き適切なバット軌道を作っていく作業が必要にはなってくるでしょうが、バット軌道の変更は可逆性は低いものと認識していますので育成初期段階でその才能を見極める必要があるということを考えるとまだまだ安定度の高い打者育成は難しいのかなとも思います。

フライボール革命は変なボールを使うなどしない限り、野球にとって普遍的な理論を見つめなおした革命ですので自分には当てはまらないと理解を放棄する野球選手はいてほしくないなと考えてもいます。

トレバ-(^o^)丿
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