<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>WAR on Solving Baseball Blog</title><link>https://ghl-ball.github.io/solving-baseball/tags/war/</link><description>Recent content in WAR on Solving Baseball Blog</description><generator>Hugo -- gohugo.io</generator><language>ja</language><lastBuildDate>Sat, 02 Mar 2024 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://ghl-ball.github.io/solving-baseball/tags/war/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>捕手のDRS,rWARの再考(問題提起)</title><link>https://ghl-ball.github.io/solving-baseball/breakdown/catcher-drs-rwar-reconsideration/</link><pubDate>Sat, 02 Mar 2024 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://ghl-ball.github.io/solving-baseball/breakdown/catcher-drs-rwar-reconsideration/</guid><description>&lt;p&gt;前回の説明系noteで逃げたRerCとそれを採用するrWAR,DRSについての説明＆感想系noteです。前回のRerC以外の守備指標の軽いまとめはこちら⬇&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;前回→&lt;a class="link" href="https://ghl-ball.github.io/solving-baseball/breakdown/catcher-defense-metrics-summary/" &gt;捕手の守備指標まとめ&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h2 id="rercについて"&gt;RerCについて
&lt;/h2&gt;&lt;h3 id="rercとは"&gt;RerCとは
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;前回まとめた指標で異質なのはこれかなと思うんですが、後から書くのでインサイドワーク面の評価と逃げた表現をしました。RerCとは何？という部分をネットで拾える少ない情報量からまとめます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まずは大本営BISの見解から。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://ghl-ball.github.io/solving-baseball/images/115.png"
loading="lazy"
alt="The Fielding Bible FAQ"
&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;The Fielding Bible FAQより(&lt;a class="link" href="https://www.fieldingbible.com/faq" target="_blank" rel="noopener"
&gt;https://www.fieldingbible.com/faq&lt;/a&gt;)&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ポイントは3つです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;捕手別防御率をもとにしていること&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;組んだ投手の力量をはじめ、様々な側面を考慮していること&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;全面的に信頼を与えず平均に回帰させていること&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;投手の力量や様々な側面を考慮した&lt;strong&gt;予想捕手防御率(自責点)が実際の捕手防御率(自責点)と乖離しているときに、その責任をある程度は捕手に負わせよう&lt;/strong&gt;ということです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これを日本ではリードやマネジメント、総じてインサイドワークと呼んでいるのでRerCの説明に使いました。ちなみにBRではRerCを「&lt;strong&gt;Catcher Pitch Calling Runs Above Avg&lt;/strong&gt;」と表現しているので、文字通りリードの指標と訳しても問題ないのかなと思います。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h3 id="具体的な算出式"&gt;具体的な算出式
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;大本営の説明で何となくなら算出方法も想像できますが、具体的な算出方法はネットの海でも見つけるのには苦労します。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a class="link" href="https://tigertalestemp.blogspot.com/2010/12/catcher-defense-part-1.html" target="_blank" rel="noopener"
&gt;Catcher Defense - Part 1&lt;/a&gt; - Lee Panas&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;上記がRerCの具体的な算出方法が書いてある2010年のブログ記事です。The Fielding Bibleに記載のあるRerCの算出方法をまとめてあります。RerCに触れているBISの記事も複数ありますが、ここで紹介されている算出方法との相違点は確認できませんでした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;せっかくなので2023シーズンで驚異的なRerCを稼ぎゴールドグラブ賞も獲得したG.モレノで計算してみたいと思います。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;①当該捕手(モレノ)が組んだ全投手のイニング、防御率を用意する&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例）Z.ギャレン 210回 防御率 3.47&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;②当該捕手(モレノ)と組んでいる時の全投手のイニング、自責点を用意する&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例）Z.ギャレン 117回 40自責点&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;③当該捕手(モレノ)と組んでいる時の推定自責点と実際自責点との差を出す&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例）Z.ギャレン 117/9*3.47-40=5.11&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;④平均に回帰する&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;43.9(③の全投手合計)*0.33=14.49&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;⑤当該捕手のイニング数によってさらに平均に回帰する&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;14.49*854/1440(フルシーズンのイニング数)=8.59&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;以上が算出方法ですが球場補正もされているとのこと。モレノのRerCは10.5&lt;del&gt;11.4なので平均抑止自責点は-2&lt;/del&gt;3ほどだったんですかね。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;イニング数が少ないほど平均に回帰させる算出方法なので平均抑止自責点がマイナスになるということは主力捕手ほど点を取られていたことを意味するので違和感はあります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;何か僕がミスってるかもしれないし算出方法が変わったかもしれないですけど、2010年時点の算出方法を紹介したかったのでまぁスルーで。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;h3 id="問題点"&gt;問題点
&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;そもそも「捕手によって投手成績が変わったという現象の責任を捕手に負わせること」だけで濃い議論ができそうですが、一旦その論点は置いといたとしても前述の算出方法には多く疑問が生じます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・比較対象が平等でもなく平均でもない&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;言ってしまえば、味方の捕手が自分より自責点抑止能力があるかどうかゲーということです。四捨五入誤差を除けばリーグ合計RerCはゼロになるように調整しているはずですが、(平均と比べているが故にゼロサムになる)他の守備指標とは合計がゼロになる意味合いが違います。厳密に言えば内野のRAAもグレーゾーンですが。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・インサイドワーク以外の守備能力でつく差を考慮していない&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例えばDRS - RerC = +10の捕手が自責点を5ほど抑止していた時にも、この捕手のインサイドワーク面はプラスの評価を受けます。DRSの構成指標はもちろんそれぞれ独立していますし独立させるべきですが、このRerCだけは独立しているとは言えないわけです。&lt;/p&gt;</description></item></channel></rss>